ねこと暮らすアラサー栄養士 はくです。
今回は、一緒に暮らす ねこ(ミト)の血便が止まらなくて大変だった話を2回に分けてしようと思います。
今では血便も合わせて出ていた症状も治り、とっても元気に過ごせています。
・どんな症状があったか
・どんな治療をしたか
などをまとめています。
同じように ねこと暮らす方、子猫の体調が悪そうで心配な方などに読んでいただけると嬉しいです。
↓ミトのことについては以下の記事を見てみてください。

どのくらい止まらなかった?

ミトを迎え入れて1ヶ月ほど経った8月から、年を越した3月まで7ヶ月ほど血便が続きました。
いま冷静になって調べてみると、子猫が血便をしてしまうこと自体は珍しいことではないようです。
しかし血便なんて人間でも一大事なのに、迎え入れたばかりの子猫が血便続きの状態になり、とても心配で焦った記憶が今でもよみがえります。
どんな症状があった?
他にも、こんな症状がありました。
・軟便、下痢
・食欲不振
・鼻水、目やに
血便をしていることもあり、ちょっとでも何かあると過敏になっていた気はしますが、今はこんな症状がないなと思うと、やはり血便に伴って出ていた症状なのかなと思います。
軟便や下痢だとトイレからウンチがはみ出してしまったり、お尻にベッタリとついてしまったりします。
トイレをした後に、必ずチェックしないといけませんでした。
また、食欲不振は顕著でした。
1日にほとんど何も食べないことや、一部のおやつしか好んで食べてくれないことばかりでした。
知り合いのねこの話を聞くと、「人のごはんも奪って食べるよ」ということも聞き、
「なんでうちの子は食べ物に興味がないんだろう」
「そんなに具合が悪いのだろうか」
など、ネガティブな発想にばかりなってしまいました。
食事を変えてみた

自分なりに、いろんなサイトで「血便 原因 解決」など調べると、
・ごはんが合わない
・ストレスがかかっている
・細菌性の胃腸炎
・異物を飲み込んだ
といったことが出てきます。
治す方法を調べてまずやったことは、1番試しやすい「食事を変えること」でした。
もともと、ペットショップで食べていたヒルズのPRO PLANをあげていましたが、ピュリナワンに切り替えました。
初めの食いつきは良かったのですが、血便は止まりませんでした。
また血便の回数とともに、食欲も落ちていくようでした。
次に試したのは、少し価格の高いロイヤルカナンです。
治療用によく使われ、ペルシャ専用もあるごはんです。
病院やペットショップで試供品としていただくのもロイヤルカナンが多く、高いだけあって良いごはんなんだろうなと思います。
しかし、これもピュリナワンの時と同様で、血便が治ることはありませんでした。
病院通いがスタート
ごはんを変えても血便が治らず、とうとう病院に行くことになりました。
幸い、家から歩いて3分というとても近いところに動物病院がありました。
先生や看護師さんはよく話を聞いてくださり、対応もよく、時間の融通も利かせていただけて、病院はとても良い雰囲気でした。
まず初めに診断されたのは、ごはんの消化不良でした。
検便をしたところ、脂質が分解できていないようでした。
ごはんの選択が悪かったのか、いろいろな種類を試したのが悪かったのか…
自分が行ったことが正しくなかったと言われているようで少しモヤモヤ、また「ドキッ」としたのを覚えています。
そこから消化に作用する薬や整腸剤を処方してもらい、毎日飲んでは定期的に病院へ通う生活がスタートしました。
薬生活の日々

最初は子猫ということもあり、薬は粉のものを朝と夜に飲ませました。
飲ませるといっても人のように自分でゴクリと飲んでくれるわけはないので、ウェットフードに混ぜてあげていました。
夜はともかく、朝の出勤前に薬を混ぜて食べることを確認するまでの流れは大変でした。
ウェットフードがあると、なんとか食欲も維持し食べてくれるのですが、少しでも薬に気付くと食べなくなるので、よーく混ぜてバレないように与えるのに必死でした…笑
病院には週1ほど通い、検便や日々の様子の確認を行いました。
血便が治ると薬を控えてみましょうとなりますが、しばらく経つとまた再発…
これを3、4回ほど繰り返して、気づけば体も成長し、薬は錠剤になっていました。
成長したものの、子猫には変わりないので1錠の1/3を1回にあげます。
錠剤になるとごはんにも紛れないので、口を開けて喉の奥に直接放り込んで飲ませていました。
そんな生活を続けて4ヶ月ほど経った時、獣医さんからある提案がありました…。
次回に続きます!!↓
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