【管理栄養士の調理レポ】給食の定番!トマトたっぷりミネストローネ

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はく
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野菜たっぷりスープが飲みたいけど、いつも簡単なコンソメ味になっちゃうなあ…

そこで今回は、給食の定番「ミネストローネ」のレシピを紹介します。

普段、ミネストローネを作らない方は「材料揃えるのは面倒…」「なんだか難しそう」と思ってしまうかもしれません。

ですが、ミネストローネに特別な材料はいらないし、簡単に作ることができます!

この記事のポイント

・ミネストローネの簡単な作り方
・そもそもミネストローネとは
・トマトの栄養価

これらについて分かるようになっているので、いつもと違うスープが飲みたい方の参考になるとうれしいです。

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ミネストローネ材料 (3〜4人分)

【3〜4人分】
・にんじん    1/2本
・たまねぎ    1/2個
・じゃがいも   1個
・ベーコン    30〜40g
・キャベツ    50g
・にんにく(チューブ可) 少々
・オリーブ油   適量
・カットトマト缶 200g
・水       300ml
・コンソメ    大さじ1
・塩       少々
・黒こしょう   少々

ベーコンの代わりに、ウインナーを使ってもOKです!
マカロニや白いんげん豆、ひよこ豆などを入れると栄養価がアップします。


ミネストローネ作り方

① にんじん、たまねぎ、じゃがいもは角切り、ベーコン、キャベツは短冊切りにします。(じゃがいもは水にさらす)にんにくは生の場合、みじん切りにします。


② オリーブ油とにんにくを炒め、香りが出たらベーコン、にんじん、たまねぎの順に炒める。


③ 水を切ったじゃがいもを入れて軽く炒めた後、トマト缶と水を入れ、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。


④ コンソメ、塩、こしょうで味を整えます。


⑤ キャベツを入れて、再度煮立たせます。


⑥ トマトの酸味が飛び、具材が程よい柔らかさになったら完成です。


ミネストローネはイタリアの料理

ミネストローネとは、イタリア語で「具だくさんの野菜スープ」という意味です。

今ではトマトが入っているイメージが強いですが、約500年前まではトマトを使っておらず、ただの野菜スープだったそう…。

現在も使用する野菜や その他の具材は地方によって異なるそうで、アレンジしやすいスープと言えますね。


トマトのリコピンについて

7〜9月ごろが旬のトマトには、リコピンという栄養素が豊富に含まれています。

リコピンはカロテノイドの一種で、植物に含まれる赤やオレンジの色素成分です。強い抗酸化作用によって、生活習慣病がんの予防美肌効果などが期待されています。

またリコピンの含有量は、熟成されたトマトほど多く、生よりも加熱加工された状態や油で調理された方が体内に吸収されやすいと言われています。

今回のミネストローネでは加熱処理されているカットトマト缶とオリーブ油を使用しているため、生のトマトを食べるよりもリコピンをより効率的に摂取することができます。

ミネストローネは、リコピンの働きを最大限に活かせるスープですね!


まとめ

今回は、意外と簡単なミネストローネの作り方についてまとめました。

「いつも同じコンソメスープになってしまう」、「たまには変わったスープを作りたい!」という方におすすめのスープです。

栄養価が高くて、給食でも定番で出しているので、ぜひ作って食べてみてください。

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