投資でコツコツ資産を運用するアラサー栄養士 はくです。
今回は、2021年10月から始めている iDeCo 1年9ヶ月目の運用実績についてまとめました。
について分かるようになっています。
少し前までは、投資なんてギャンブルみたいで怖い…と思っていましたが、今ではしっかりと勉強して納得した上で投資をしています。
資産も順調に増えていて、投資を始めて本当に良かったと心の底から思っています。
・投資は気になっているけど踏み出せない
・iDeCoってよく聞くけど、何のことか詳しく知らない
といった方に役立つ内容になっているので、ぜひ読んでください。
2023年7月の(1年9ヶ月)運用実績
1年9ヶ月目の損益額は+112,967円(+20.1%)でした。
買付月 | 拠出金累計 | 資産残高 | 損益 | 損益率 |
---|---|---|---|---|
2022年1月 | 334,261円 | 338,211円 | +3,950円 | +1.18% |
2022年4月 | 382,261円 | 387,818円 | +5,557円 | +1.45% |
2022年5月 | 394,261円 | 387,810円 | -6,451円 | −1.63% |
2022年6月 | 406,261円 | 401,194円 | -5,067円 | −1.24% |
2022年7月 | 418,261円 | 438,525円 | +20,264円 | +4.84% |
2022年9月 | 442,261円 | 461,838円 | +19,577円 | +4.42% |
2023年6月 | 550,261円 | 667,259円 | +116,998円 | +21.3% |
2023年7月 | 562,261円 | 675,228円 | +112,967円 | +20.1% |
記録が残っている月だけ、運用実績をまとめてみました。
またiDeCo自体はもっと前からやっていたのですが、始めた当初はメガバンクで元本保証型を購入していたため、投資ではありませんでした。
元本保証型だと手数料ばかり取られてもったいないと気づき、2021年10月から現在のSBI証券に移管し、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)へ投資するようになりました。
移管した最初は、31万でeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を一気に購入した形でインデックス投資とはいえず、損益額がマイナスになることもありましたが、今年に入って順調にプラスになり、最近では+10万円を超えるようになりました。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)について
iDeCoでは、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のみ投資しています。
iDeCoでは、全世界株式(オールカントリー)に投資しているため、あえてiDeCoで分散させて投資しようとは思いませんでした。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、投信ブロガーが選ぶ
FUND OF THE YEAR 2022というランキングで2位に選ばれた安定の銘柄です。
・低コストにこだわり、手数料が安い
・運用会社が大手の三菱UFJ国際信託
・米国の大企業株を多く保有できる
といった特徴があり、投資初心者にもぴったりの銘柄と言われています。
iDeCoとは?NISAとの違いは?
iDeCoとは、自分でつくる年金のことです。
公的年金(国民年金・厚生年金)とは異なり加入は任意で、月々5,000円から自分で積み立てていき、原則60歳以降に受け取る仕組みです。
投資の話でよく出てくるNISA制度と比べてみました。
新NISA | iDeCo | |
投資可能期間 | 無制限 | 65歳まで |
投資最低額 | 100円〜 | 5000円 |
手数料 | なし | 口座開設:2,829円 運用中:66円〜 |
年間投資金額 | つみたて投資枠:120万円 成長投資枠:240万円 | 14.4万円〜81.6万円 |
節税効果 | 運用益が非課税 | 運用益が非課税 掛金が全額所得控除 |
途中引き出し | 可能 | 原則60歳まで不可 |
少額からいつでも引き出せる投資をしたい方は新NISA、毎年所得控除を受けながら老後の資金を貯めたい方はiDeCoがおすすめです。
iDeCoのメリット
掛金が全額所得控除になる
掛金が全額所得控除になるというのは、毎月積み立てている掛金の分、所得税や住民税が減るということです。
いわゆる「節税効果」があります。
税金は年収から経費や控除額を差し引いた、課税所得にかかるもの。
iDeCoで積み立てている掛金は、上記の控除額に当てはまるので、課税所得を減らすことができ、その分納める税金も減らせます。
会社員や公務員は、年末調整のときにiDeCoの掛金額を申告することで還付金を受け取ることができます。
保険などの申請とともに、忘れずに申告するようにしましょう。
運用益が非課税になる
通常、投資を行って得た利益には約20%の税金がかかりますが、iDeCoでは非課税になります。
こちらは新NISAでも同じですが、非課税になる分、運用益を全て受け取ることができるので、とてもお得な税制度です。
税金のかかる特別口座で運用する前に、このような税制度をつかって投資を始めるのはとてもおすすめです。
受け取るときも控除の適用に
受け取るときは、退職所得や年金として受け取ることが可能です。
つまり、控除の対象として非課税になります。
一般的に退職金や年金を受け取るとき、全額所得としてしまうと税金が高くなってしまうため、控除が適用されます。
iDeCoにおいても、一時金として受け取る場合は退職所得控除が適用され、年金として分割して受け取る場合は公的年金等控除が適用されます。
どのように受け取ればお得に控除されるかというのは、勤続年数や退職金・年金の額によっても変わってくるので、受け取り時期が近づいたときに、シミュレーションしてみるのがおすすめです。
iDeCoのデメリット
原則60歳まで引き出せない
老後のための資産をつくることが目的のため、公的年金と同じで原則60歳以降にならないと引き出せません。
お金が必要になったときにすぐ使うための資金づくりには向いていないので、貯金とは別に余裕のある資金で行う必要があります。
しかしインデックス投資をやるなら、長期投資は大前提。
60歳まで引き出せないことは資金を拘束されるためデメリットでもありますが、長期投資をするうえではとてもメリットなことです。
5000円までなら掛金を下げることができるので、毎月投資可能額いっぱいに積み立てていたけど苦しくなったという方は、掛金を下げることもひとつの方法です
手数料がかかる
iDeCoはNISAと異なり、口座開設時や毎月の運用(国民年金基金機構・信託銀行・運営管理手数料)でも手数料がかかります。
元本保証型の商品を選んだ場合、この手数料を考えると毎月資金が減っていると考えてもよいでしょう。
毎年の所得控除額、運用結果、手数料を考えて資金はプラスになるのか考える必要があります。
また少しでも手数料を抑えるには、ネット証券で口座を開設するのがおすすめです。メガバンクと比べて毎月かかる運営管理手数料を大幅にカットすることができます。
わたしも以前はメガバンクでiDeCoを運用していたのですが、SBI証券へ移管したところ毎月310円の手数料をカットできています。
60歳まで30年運用すると考えると、310円×12ヶ月×30年で約11万円も手数料をカットできた計算になります。
このようなコストはできる限りなくした方がよいので、移管手数料2,829円を払ってでもSBI証券に移管してよかったと思っています。
元本は保証されない
こちらは投資全般に言えることですが、貯金とは異なり積み立てたお金がプラスで戻ってくるとは限りません。
元本保証型の商品を選んだとしても、各種手数料がかかるためむしろマイナスで返ってくるでしょう。
積み立てる商品を決めるときは、営業の方に流されることなく、自分がしっかり判断して納得できたものを選べるようにしましょう。
おすすめ証券会社
SBI証券
SBI証券は、iDeCoと高配当ETFの投資で利用しています。
・積み立て投資で三井住友カードを利用できる
・為替手数料が業界最安(住信SBIネット銀行利用で)
・米国ETFの定期買付が可能
・IPO銘柄(新規上場や新規公開株)に強い
といったメリットがあります。
iDeCoだけでなく、米国ETFに興味ある方はおすすめの証券会社です。
↓iDeCoを始めるならこちらから
楽天証券
楽天証券では、、つみたてNISAをを運用しています。
・積み立て投資で楽天カードを利用できる
・ポイント投資利用で楽天市場のSPU+1倍
・楽天銀行と連携で金利0.1%(残高300万円以下分)
・ホームページが見やすく、使いやすい
というメリットがあります。
楽天経済圏の方には、おすすめの証券会社です。
おすすめ投資勉強法
書籍で勉強する
書籍は、最初から順に読んでいくことで頭に入りやすく、理解も深まります。
特に、おすすめの書籍は次の通りです。
・お金の大学(両@リベ大学長)
・お金の増やし方(厚切りジェイソン)
YouTubeで勉強する
YouTubeは、知りたい分野ごとに分かりやすく解説してくれています。
特に、投資初心者にも分かりやすく解説されているのは、次のチャンネルです。
・リベラルアーツ大学(両学長)
・YouTube大学(中田敦彦)
まとめ
今回は、iDe 1年9ヶ月目の運用実績をまとめました。
3年ほど前までは、投資について右も左も分からなかった私ですが、
今ではコツコツ毎月積立投資をすることで、少しずつ資産を増やしています。
まだ始めていない人は、このブログを参考にぜひ始めてみてください。
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